国土交通省や東京都、電話、電力、ガス、地下鉄会社などで構成する東京都道路工事調整協議会は26日、2008年度を初年度とする「東京都内の路上工事対策5箇年計画」を策定した。
渋滞の原因となる路上工事を縮減、改善することが目的で、毎年度の23区内路上工事規制総時間を80.6万時間(2007年度実績)以下とすることを数値目標に掲げた。
主な取り組みとしては、路上工事時間の管理を徹底するほか、工事の実施時期平準化、工事の実施方法改善などを行う。今年度中に路上工事対策行動計画を策定し、取り組みを進めていく。
都内の路上工事については、2003年度から2007年度までの5年間で、23区内の国道・都道の年間工事規制総時間を2002年度比で2割削減する目標を立て、目標を上回る約23%縮減を達成している。