キャタピラージャパンは、都市部の工事や管工事、道路工事などの現場向けの13トンクラスの油圧ショベル超小旋回機を8月20日から発売開始した。
今回新発売するCAT 313D SR「REGA」(運転質量14.4トン)は、CAT 313C SRの後継モデルとなる。
今回のモデルチェンジでは、燃料価格高騰を背景に高まる省燃費へのニーズに対応し、従来機と同等の時間当たり作業量を維持しながら燃料消費量を低減、新採用の「エコノミーモード」も一層の燃料消費量の低減に貢献すると、している。
また、排出ガスに含まれる有害物質を大幅に低減する新世代環境対応型エンジン「アサート」を搭載、今年10月からこのクラスの規制が始まるオフロード法に適合するとともに、国土交通省低騒音型建設機械にも適合する。
さらに、ラウンドキャブの採用や、より使いやすくなったフロント位置制限機能、距離表示機能により、狭隘地でも効率的に作業可能。このほか、車両のさまざまな情報を集約表示可能なフルグラフィックカラーモニタを採用し、車両の稼働状況やメンテナンス情報を遠隔管理できる「プロダクトリンクジャパン」を標準装備するなど、サービス性・メンテナンス性の向上を図った。
価格は1562万円。