三菱重工、DSRC路側装置を開発---ETC活用の幅を拡げる、最小・最軽量

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三菱重工、DSRC路側装置を開発---ETC活用の幅を拡げる、最小・最軽量
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三菱重工業は、車両認証や料金決済など、街中でのETC車載器の活用を拡げるDSRC(専用狭域通信)多目的路側装置「スポットリーダ」を開発、8月中旬から本格的に販売を開始する。

アンテナヘッドとコントローラを分離し、それぞれ業界最小・最軽量級を実現し、施工・保守を容易にしたのが特徴だ。入退場管理がパソコンなどの管理装置を持たなくても独立運用で簡易にできる。

「とにかく簡単スポットリーダ」をコンセプトに、従来の導入分野である駐車場に加え、駐車場機器、チェーンゲートやシャッターのようなゲート系機器のメーカーを中心に販売を目指す。

すでに阪神高速道路から受注、阪急梅田駅駐車場(大阪市)に設置して8月5日から稼動している。この導入事例を弾みに、有料道路以外への普及拡大を狙う。

スポットリーダはアンテナヘッド(無線通信部)が高さ125×幅125×奥行き75mm、重さ1kg(本体のみ)で、コントローラ(通信制御部)が同97×120×120mm。独立したアンテナヘッドは軽量で、高所への設置が容易。コントローラは地上に置くことができ、保守が簡単だ。

従来のETC車載器のIDであるWCN(無線用の識別番号)に加え、2006年に民間開放された、道路システム高度化推進機構(ORSE)が管理するセキュリティ性に優れた利用車番号にも対応する。ETC車載器との通信により、それらIDの読み取りに加え、ID照合が行えるようにした。特定区域への進入許可・阻止、車両データを用いた各種機器の制御や、通過記録の採取・分析のほか、様々な場面での活用が可能としている。

コントローラはID照合用にIDテーブルを内蔵することが可能で、また上位管理装置と接続しない独立運用が可能で、入退場管理でパソコンその他の上位管理装置を導入するコストが抑えられる。チェーンゲートやシャッターなどのゲート系の機器にスポットリーダを付加することで、ETC対応機器へのグレードアップが可能。駐車場に加え、マンションや工場、各種施設におけるETCを用いた入退管理が簡便にできる。
《レスポンス編集部》

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