アイシン精機は、同社の高林美香選手が、9月6日から中国で開催される「2008年北京パラリンピック競技大会」の車椅子バスケットボール(女子)競技の日本代表選手に選出されたと発表した。
高林選手は、学生時代に地域のクラブチーム「Cats」に入団して実力をつけ、1994年に初めて日本代表選手に選出された。1995年の同社入社後も世界大会や国内大会に数多く出場し、果敢なプレーと高度なテクニックで日本代表チームの中心的な存在となっている。
パラリンピックにもこれまでアトランタ、シドニー、アテネと3大会連続で出場し、シドニーでは日本の銅メダル獲得に貢献、自身も個人部門で世界アシスト王を受賞するなど、日本のトッププレーヤーとして活躍している。
4回目の出場となる今回の北京大会では、日本代表のゲームキャプテンとしてチームを牽引する。日本代表チームは今後8月7日から秋田で強化合宿を行ったあと、9月7日の初戦・中国戦に臨む。