富士重工業が発表した2008年4 - 6月期の連結決算は、売上高は前年同期比7.2%増の3411億円と2期ぶりに増収、営業利益が同84.0%増の65億円と大幅増益となった。
海外で『フォレスター』などの新型車の販売が好調に推移した。売上げ台数は国内が軽自動車の販売低迷で同3.2%減の4万3000台だったが、海外が欧州、その他地域で伸ばし、同12.9%増の8万5000台となった。
損益では、為替差損で104億円、諸経費の増加で110億円の減益効果がったがモデルミックスの改善で235億円などの増益効果があり、営業増益となった。
経常利益は71億円と前年同期の10倍以上となり、当期純利益は前年同期赤字だったが14億円の黒字に転換した。