ヤマハの6月中間決算…売上6.6%減の営業利益35.3%減

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ヤマハ発動機が発表した2008年6月中間期の連結業績は、売上高が前年同期比6.6%減の8691億円、営業利益が同35.3%減の467億円と減収減益となった。

売上高の事業セグメント別の内訳は、二輪車事業がインドネシア、タイ、ベトナムなどのアジア地域やブラジルなどの中南米地域で好調に推移したものの、欧米、日本での販売が減少し、同1.1%減となった。

マリン事業はアジア・中南米での船外機が好調に推移したものの、米国での船外機、ウォータービークルの販売が低迷し同13.1%減だった。特機事業も米国での四輪バギーなどの販売が減少し同21.5%減だった。

営業利益の事業セグメント別の内訳は、二輪車事業が同14.7%減、マリン事業が同46.3%減、特機事業が同70.1%減、その他の事業が同50.8%減となった。

営業利益は、販売管理費の減少や調達による原価低減、研究開発費の減少などの増益要因があったものの、為替差損、原材料高騰、減価償却費の増加、売上減、商品構成変化などの減益要因が上回り、営業減益となった。

経常利益は同32.9%減の512億円、中間純利益が同48.0%減の259億円とほぼ半減した。

《レスポンス編集部》

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