日本自動車工業会は、2009年10月23日から11月8日までの17日間、千葉市・幕張メッセで開催する「第41回東京モーターショー2009」のショーテーマとポスターデザインを決定した。
今回のショーテーマは、「クルマを楽しむ、地球と楽しむ。」で、英文では「Fun Driving for Us, Eco Driving for Earth」とした。環境と共生する中でクルマの楽しさを追及する「楽しさと環境(Fun & Eco)」の考え方をシンプルに表現、クルマに乗る喜びも、環境に配慮することも、どちらも「楽しもう」とポジティブに捉え、「楽しさ」と「環境」の両立を強く訴える内容を目指した。
ポスターデザインは、「楽しさ」と「環境」という二つの想いを、クルマ型の風船「バルーンカー」に込めた。バルーンカーには、乗用車、商用車、二輪車を想起させるフォルムで、総合ショーであることも示唆している。丸いフォルムは楽しさを、カラフルな車体は虹の七色に由来し、自然との調和を象徴している。
このバルーンカーが東京の空を飛んでいくビジュアルにより、これからのクルマが「楽しさ」と「環境」とともに未来へ向かって進んでいくことを表現したと、している。