本田技研工業は10日、『フィット』、『インテグラ』、『ストリーム』、『ステップワゴン』など計6車種の手動運転補助装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、1999年11月15日 - 2008年5月11日に製作された147台。
ブレーキペダルを手動で操作するための運転補助装置装着車両で、ブレーキリングプレートとシャフトの溶接強度が不十分なため、車両が停止した状態でブレーキアームをさらに押し込むと、溶接部に亀裂が生じ破断してブレーキが効かなくなるおそれがある。
全車両、運転補助装置のブレーキリンク1式を良品と交換する。不具合発生件数は1件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。