日産とNECデザイン、日本デザイン学会で発表へ

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日産自動車とNECデザインは、6月27 - 29日に広島市にある広島国際大学東広島キャンパスで開催される「日本デザイン学会第55回研究発表大会」で「ロボットがクルマに乗った日 - 異分野コラボレーションによる価値創造型研究開発のあり方」と題した研究成果を報告する。

この報告の中で両社は、2007年秋に開催された第40回東京モーターショーで日産が出展したコンセプトカー『PIVO2』に搭載した「ロボティック・エージェント(RA)」の開発プロセスを紹介するとともに、業種・専門分野が異なる企業のメンバーがいかに協調し、新しい価値創造を目指したのか、その研究開発のあり方についても報告する。

RAは、NECが保有する、人と電子機器の対話デザインに関するノウハウと、ドライバーとインタフェース研究に関する日産のこれまでの知見とを組み合わせることで実現したクルマの新しいインタフェースの提案。ドライバーが常に良い心理状態で移動できるようRAは表情や会話からドライバーの状態を推定して話しかけたり、操作をガイドする。

両社はこうした技術によって、複雑化しつつあるクルマのユーザーインタフェースをより親しみやすく安全なものに変えていきたいとの考えから連携して開発した。

今回の開発では、日産の研究所・デザイン部門とNECが互いに持てる技術を最大限に活かすことにより、従来にない企業や組織を超えたコラボレーションが実現した。両社は今後もそれぞれの持つ長所を生かし、クルマのユーザーインタフェースの一つの表現形態として、RAについての研究を進める。
《レスポンス編集部》

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