国交省、タクシー券使用2か月禁止…国会閉幕後試行

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冬柴鐵三国土交通相は13日の閣議後会見で、国会閉会後の6月23日から8月22日までの2か月間、試行的に職員によるタクシーチケットの使用を禁止することを明らかにした。

冬柴国交相は「一切使用しないということをやってみて、どのような課題があるか整理したい」と述べ、業務で深夜の帰宅となった場合には職員が立て替え払いし、後日精算する方法を試行する考えを示した。

超過勤務の縮減やタクシーチケット使用の改善を徹底することで、職員の意識改革や業務執行の改善を図ることが目的だが、道路特定財源の「無駄遣い」批判でもタクシー代が問題となったことなどから、「大変ドラスティック」(冬柴国交相)な使用禁止を試行してみることにした。

チケット使用禁止は、本省職員だけで試行する。本省では1日に200件程度のタクシー使用があるが、国交相は「おそらく激減する」と見ている。

《レスポンス編集部》

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