アウディジャパンは10日、『S6』、『A6』のクワトロモデルなど計12車種の燃料装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2001年7月17日 - 2005年9月20日に輸入された5046台。
燃料タンク上部の樹脂製空気調整弁の材質が不適切なため、走行中の振動等により調整弁に亀裂が生じ、燃料が漏れるおそれがある。全車両、調整弁を点検し、折損していない場合は補強材を追加し、折損している場合は、燃料タンクを対策品と交換する。
不具合発生件数は53件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。