横浜ゴムは、2006年11月に制定した「環境貢献表彰制度」に基づき、社長表彰である「環境貢献賞」の第2回表彰式を実施した。今回は国内外25件の応募の中から特に優れた環境貢献活動を行った12部門および関連会社が表彰された。
環境貢献表彰制度は、横浜ゴムグループ会社・従業員の環境貢献活動に対する理解を深め、行動をさらに促進させることを目的に、活動に対する成果や努力を表彰するもの。表彰制度は、研究・開発・技術部門を対象とした「環境貢献プロダクツ賞」、生産系の事業所・会社を対象とした「環境貢献ファクトリー賞」、非生産分野の販売・管理系の事業所・会社を対象とした「環境貢献オフィス賞」の3つで構成する。
今回からは「環境貢献プロダクツ賞」で商品開発以外に環境貢献を果たす技術開発が表彰対象に追加されたほか、3部門以外での顕著な環境貢献活動に対して贈る特別賞も設定した。
今回、「環境貢献プロダクツ賞」ではタイヤ、MB両部門の商品が受賞したほか、社内外で関心の高いブラダーゴムのリサイクル技術が表彰された。「環境貢献ファクトリー賞」は、環境パフォーマンスの大幅な向上を実現した三重工場と海外の3生産拠点が受賞。「環境貢献オフィス賞」では、物流におけるCO2削減で大幅な成果をあげた地球温暖化対策委員会物流分科会と同社の環境中期計画「環境GD100」に沿った環境活動を着実に実践した3販社が表彰された。
今年度から設定された特別賞は「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトの目的である「自前の杜作り」の実践として、どんぐりの採取・育苗において顕著な成果をあげた新城工場に対し「どんぐり大賞」を授与した。