横浜ゴム、三重工場が日本コジェネセンター会長賞を受賞

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横浜ゴムは、タイヤ生産拠点の三重工場が「第6回日本コージェネレーションセンター賞」の産業用部門で、最高賞である会長賞を受賞したと発表した。

同賞は最も優れたコージェネレーションシステム(CGS)の導入事例に対して贈られるもので、横浜ゴムが同センター賞を受賞するのは、昨年の三島工場のCGSがタイヤ業界で初めて環境保全奨励賞を受賞したのに続き2年連続。

三重工場は、2006年1月から都市ガスを使用するガスタービン発電機と追い炊き付き排ガスボイラーからなるCGSを2基稼動させている。

「重油」から「都市ガス」へのエネルギー転換、CGS稼動の総合効率向上によってCO2排出量を削減に注力している。

日本コージェネレーションセンター賞は、CGSを専門に調査・研究、普及活動を行う日本コージェネレーションセンターが主催する表彰制度で2003年からスタートした。運用開始後1年以上経過したCGSが対象で、最近1年間の運用データを主体に省エネルギー性、環境保全性、新規性を評価し民生用部門、産業用部門の2部門で表彰する。

横浜ゴムは、国内の総温室効果ガス排出量を2010年までに基準年比12%以上削減することを目標としており、業界に先立ってタイヤ生産主力工場である平塚製造所、三島工場、三重工場、新城工場にクリ−ン燃料の高効率CGSを導入している。

《レスポンス編集部》

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