トヨタ車体は、5月21日から23日まで、パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2008」に出展すると発表した。
環境に関する基本的な考え方と取り組み内容、車両の企画開発から生産までトータルに手がけ、世界ナンバーワンのミニバン・SUV・商用車メーカーを目指す同社の事業内容と技術力をアピールするため、出展する。
出展するのは、マオの高強度繊維とケナフから抽出したリグニン樹脂を組み合わせた車両用植物ボデーでできた『コムスBP』。
また、ダカールラリー2008参戦モデルのトヨタ『ランドクルーザー』も出展する。市販車をベースに、ラリー規則に合わせた改造を施したプロダクションディーゼルクラス仕様車で、燃料はバイオディーゼルを使用する。また、植物のケナフを原料に開発したバイオプラスチック材(ケナフボード)をボデーパネルの一部に使用するなど、環境に配慮した車両。ダカールラリー2008は政情不安により開催中止となったため、幻の参戦車両だ。