フォルクスワーゲングループジャパンは9日、VW『パサート4.0W8』、同「ワゴン4.0W8」、同「2.8V6・4モーション」の燃料装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2001年9月25日 - 04年12月28日に輸入された4072台。
燃料タンク上部の空気調整弁に応力が生じるようにホースが組み付けられたものがあり、調整弁に亀裂が発生し、燃料が漏れるおそれがある。全車両、ホースを点検し、不適切な場合は正しく組み付ける。調整弁が損傷している場合は、燃料タンクを新品と交換する。
不具合発生件数は16件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。