スズキは、少数の車両を多数の利用者で共同利用するカーシェアリングシステムに対応した『スイフト・カーシェアリング専用車』を設定し、8日から受注を開始した。
カーシェアリングシステムは、必要な時にだけ車を借りることができ、車所有者の負担を軽減するとともに、都市部の駐車場不足、交通渋滞の緩和などに貢献する自動車の新しい利用形態だ。スイフト・カーシェアリング専用車は、オリックス自動車が運用しているカーシェアリングシステムに対応しており、同システムを利用しているカーシェアリング事業者向けに設定した。
スイフト カーシェアリング専用車は、「スイフトXG」をベースに、個人認証を行うためのICカード読込装置や、管理センターと通信するための通信機を搭載する。スズキは現在、軽自動車『ワゴンR』、『エブリイ』のカーシェアリング専用車を販売しているが、利用者のニーズに幅広く対応するためスイフトでも新たに設定した。
車体色には銀、赤、黒、灰の4色を設定する。