全日本空輸(ANA)、日本通運、近鉄エクスプレスの3社は、昨年12月の国際エクスプレス事業会社設立の合意に基づいて1日、合弁会社「オールエクスプレス」を設立したと発表した。
新会社の資本金は2億1000万円で、ANAが36.38%、日通が30.38%、近鉄が30.38%出資するほか、商船三井ロジスティックスが1.43%、郵船航空サービスが1.43%それぞれ出資する。商品ブランド名「アレックス(ALLEX)」を展開する。
今後、新会社は関係官庁への事業免許申請など、営業開始に向けての準備を進め、今年夏から日本発香港・上海向け商品の販売を開始する予定。その後、順次対象地域を拡大して、2009年秋にはANAが準備中の那覇空港を基点とするアジア域内の航空ネットワークを利用し、高品質な国際エクスプレスサービスを提供していく。