【アウディ A5 日本発表】A4のクーペでは…ない

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【アウディ A5 日本発表】A4のクーペでは…ない
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日本では2008年中のフルモデルチェンジが予定されているアウディ『A4』だが、本国ドイツではすでにフルモデルチェンジを経て新型が販売されている。

その新型A4は、新しい流れのシングルフレームグリルや新しいグラフィックのヘッドライト、プレスラインを強調したボディサイドの面構成など、エクステリアには今回発表された『A5』と共通するテイストが強い。そして車体も、A5でデビューした新世代プラットフォームを採用している。

こうして要素を並べるとA5はA4のクーペ版と受け取れるのだが、それを否定するのはアウディジャパン商品企画部長の青木徹氏だ。

「A5のボディは、全長はA4と同じミッドサイズ、全幅はA6と同じラグジュアリーサイズです。縦横の秀は、A4よりは短くて幅があり、非常にスポーティでエレガントなデザインを実現するためにこのサイズにしました。A5は、A4とA6との間に位置する、我々にとっても新しいセグメントなのです」

「A5がA4のクーペ版と問われれば、むしろそれは逆です。A5が最初にあって、A5を派生させてA4を作っていますので」。A4との血縁関係は濃いが、決して派生車種ではない。それがA5の正しいポジション認識なのだ。

《工藤貴宏》

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