J.D.パワー アジア・パシフィックは、2007 年中国自動車初期品質調査の結果を発表した。
調査は、新車購入後2 - 6か月が経過した車の所有者を対象に、中国での自動車の初期品質を調べるもの。調査では、実際に経験した不具合をユーザーに指摘してもらった。
8回目となる今回は、内容を大幅に変更し、不具合指摘項目が前回までの135項目から増やし、8つのカテゴリーの228項目とした。8つのカテゴリーは外装分野、走行性能分野、装備品/コントロール/ディスプレイ分野、オーディオ/エンターテイメント/ナビゲーション分野などで、今回の調査は、2006年10月から2007年6月の間に新車を購入した所有者が対象。
中国の主要24都市で2007年4月から8月にかけて面接調査を実施し、9720人から回答を得た。調査対象車は41メーカーの93モデル。
この結果、7セグメントのうち、5セグメントで日本ブランドが占めた。特にホンダは2セグメントでトップとなった。
セグメント別のトップは、「コンパクトカー・セグメント」が天津の『シャーリー』、「プレミアム・コンパクトカー・セグメント」がスズキの『スイフト』で2年連続トップ。
「エントリー・ミッドサイズカー・セグメント」がホンダの『シティ』、「ミッドサイズカー・セグメント」がトヨタの『カローラEX』。
「ローワー・プレミアム・ミッドサイズカー・セグメント」がヒュンダイの『ソナタ』、「アッパー・プレミアム・ミッドサイズカー・セグメント」が日産の『ティアナ』。
「MPVセグメント」がホンダの『オデッセイ』で4年連続トップだった。