日野自動車は22日、普通トラック『プロフィア』のエンジンリターダ(圧縮開放ブレーキ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年5月7日から同年12月13日に製作された34型式計938台。
エンジンリターダにおいて、エキゾーストバルブの作動範囲が過大となりピストンと干渉し、原動機の異音または異常振動が発生することがある。そのまま使用を続けると、エキゾーストバルブが破損して、最悪の場合、原動機が停止し、再始動できなくなる恐れがある。
不具合件数は24件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。