ホンダ、タイの四輪車生産が累計100万台達成

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ホンダ、タイの四輪車生産が累計100万台達成
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ホンダのタイ現地法人、ホンダオートモービル カンパニー・リミテッド(HATC)は13日、1984年の生産開始以来、タイでの四輪車の生産累計台数が100万台達成したのを記念して式典を行った。

100万台目のモデルは、11月にタイで発売した新型『アコード』だった。

HATCは、アジア・大洋州地域での『シビック』や『CR-V』などの好調な販売を背景に、2007年1-11月の生産累計台数は約13万台過去最高。新型アコードの販売も計画を大幅に上回るペースで推移しており、今後の生産の伸びも期待される。

アジア・大洋州地域の事業を統括するアジアホンダモーターカンパニー・リミテッドの大山龍寛社長は「100万台を達成できたのは、タイ製のホンダ車が顧客に高い評価をいただいているからであると、大変誇りに思っています」と述べた。

HATCの生産能力は現在年間12万台。アジア・大洋州地域の戦略的な生産拠点として、生産開始以来23年間にわたって継続的な投資、日本からの技術や技能の移転を行ってきた。

現在、アジア・大洋州地域を含む世界30か国以上に完成車を、また14か国にKD部品(生産用部品)を供給している。2008年後半には、約62億バーツ(約230億円)を投じた第2工場が稼働する予定で、既存工場の12万台と合わせると、タイでの生産能力は24万台に拡大する見通し。

《レスポンス編集部》

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