スズキ、中国の二輪車最大手グループと二輪車生産の合弁会社を設立

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スズキ、中国の二輪車最大手グループと二輪車生産の合弁会社を設立
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スズキは、中国江蘇省常州市に、二輪車の生産・販売を行う合弁会社「常州豪爵鈴木摩托車有限公司」を設立すると発表した。

スズキは中国で、広東省江門市の江門市大長江集団有限公司(大長江)と1993年から技術提携を結び二輪車の生産技術を供与してきた。今回新たに大長江に出資する「中国富洋実業」、「香港豪爵投資」とスズキの3社合弁で新会社設立する契約を締結した。

新会社は、上海市から西へ約160kmに位置する常州高新技術産業開発区の土地に、鋳造、機械加工、エンジンおよび車体組立などを備えた工場を建設し、2009年春からの稼動を計画している。当初の生産能力は年産50万台で、排気量125ccを中心としたスズキと大長江独自ブランドの二輪車を製造し、大長江の国内販売網を通じて販売する

新会社の資本金は8億8000万元(約136億円)中国富洋実業が50%、スズキが40%、香港豪爵投資が10%出資する。

中国の二輪車市場は地方都市や農村を中心に拡大を続けており、スズキは中国で二輪車生産・販売台数第一位の大長江の出資会社と新会社を設立することで、中国国内での拡販を図るとともに、新会社をスズキ小型二輪車の輸出基地として育成する方針だ。

《レスポンス編集部》

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