東日本旅客鉄道(JR東日本)とトヨタファイナンスは6日、小額決済サービスで提携することで合意したと発表した。
JR東日本の『Suica』、トヨタファイナンスの『クイックペイ』の利用が可能な共用端末を、来年3月以降、首都圏、名古屋地区を中心に導入していく。両社はキャッシュレス化の推進に向けた連携を幅広く検討していく。
首都圏や名古屋地区のタクシー、物販、飲食店などを中心に、共用端末を設置していく。端末の設置はトヨタファイナンスが行っていく。駅中心のSuica、自動車での利用や街中での利用が中心のクイックペイの双方を使えるようにし、ユーザーの利便性を高める。
提携クレジットカード『トヨタティーエスキュービック ビューカード』も来年3月から発行する。ティーエスキュービックカードの機能に加え、JR東日本の駅のATM『ビューアルッテ』やカード販売機で、Suicaカードへの入金をクレジット決済で行えるようにする。
提携カードを記念しトヨタ『2000GT』をデザインしたオリジナルSuicaカードを、カード会員入会者に抽選でプレゼントする。