自工会、環境レポート2007を発行

エコカー 燃費

日本自動車工業会は、環境に関する様々な取り組みをまとめた「環境レポート2007」を発行した。

レポートでは、製品設計・開発段階から生産・使用・リサイクルに至るライフサイクルを通した様々な取り組みについて、分野・テーマごとに目標(含む数値)を掲げ、その実績などの報告を毎年行っている。

レポートによると、2006年度は燃費基準の早期達成に取り組んだ。ガソリン乗用車の新車平均燃費は2010年度燃費基準相当レベル(15.1km/リットル)を上回る16.0km/リットルだった。

低排出ガス認定車の積極的な導入も進めた。新車に占める割合は95%で、2005年排出ガス基準75%低減車(4ツ星)及び同50%低減車(3ツ星)はそのうちの9割以上を占める。

自動車リサイクルへの対応では、ASRのリサイクル率は2005年度目標の30%以上を大きく上回る63.7-75.0%まで向上した。生産における環境保全では、CO2に加え、廃棄物、VOCについても削減目標を達成したとしている。

《レスポンス編集部》

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