パイオニアが発表した2007年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比80.7%減の22億6200万円と大幅減益となった。
売上高は同0.7%増の3831億6100万円と微増だった。カーオーディオ製品やパソコン用DVDドライブの売上げ増、円安効果で前年を上回った。
しかし、収益面では、カーエレクトロニクス事業は好調だったが、プラスマディスプレイの損益悪化で営業減益となった。継続事業税引前利益は同39.8%増の174億4500万円、中間期純利益は所沢事業所、大森事業所の一部の土地・建物の売却益を計上したため、同7.9%増の99億3600万円だった。
通期業績見通しは売上高が同2.9%増の8200億円、営業利益が同19.9%減の100億円、税引前利益が260億円、当期純利益が60億円を見込んでいる。