【東京モーターショー07】三菱 進化した i MiEV を出展

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三菱自動車は、2007年度中に実証走行試験(フリートモニター)する予定の電気自動車『i MiEV』を「第40回東京モーターショー」の同社ブースで先行展示する。

三菱自は、2010年までの市場投入を目指して開発中の i MiEVについて、現在、複数の電力会社との共同研究を進めている。

今年3月には東京電力と九州電力、6月には中国電力へ研究車両を1台ずつ納車して、電力会社での業務車両としての適合性や、急速充電インフラとの整合性などの実証試験を行っている。この性能評価を経て、共同研究の次の段階として、車両の台数を増やし、実際の運転環境での走行や市場での受容性を確認する実証走行試験を、2007年度中に開始する予定。

この実証走行試験では、三菱自は研究車両の供給や実証走行データの分析、電力会社側は実証走行の実施・データの収集や実用性の評価を担当する。

今回、東京モーターショーで展示するi MiEV実証走行試験車は、現行のi MiEVの先行試験車を改良し、性能の向上を図った。具体的には電気自動車用に新開発したGSユアサ製の大型リチウムイオン電池を搭載したほか、モーターとインバーターは静粛性を向上させるとともに、構造の合理化により軽量化・小型化を達成した。モーターで10%軽量化し、インバーターは30%小型化した。さらに、走行システムの駆動効率向上により、航続距離を160キロに伸ばした。

実証走行試験については、現在の東京電力、九州電力、中国電力に加えて、関西電力、北海道電力との実施も予定しており、i MiEVの実用化に向けて共同研究を着実に進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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