スバルは東京モーターショーに『インプレッサWRX STI』を参考出品する。その存在は皆さん、ご存じであろう、新型インプレッサのWRX STI。参考出品車としながらも、市販化確定のホットモデルだ。もちろんWRC参戦もこちらにスイッチする。
まずベースとなるのは、先行発売されている5ドアハッチなのだが、外観上も手を加えることで戦闘力を大幅にアップしている。
具体的には前後オーバーハングのショート化/ホイールベース&トレッドの拡大をはかることで、ハンドリングとスタビリティを高い次元で両立させている。ボディ剛性に関しても「単純な補強だけでなく、一部は骨格自体にも手を加えています」(担当者)というほどで、そのポテンシャルがどこまでアップしているか、今から興味引かれるところだ。
もちろん性能面だけでなく、前後フェンダーは大きくブリスター化され、シルエット的にもかなりワイド&ロー。フロントはリヤには大ぶりのスポイラーが装着され、さらにバンパー下から大胆に覗く4本出しのマフラーが顔を見せる。その佇まいじつに戦闘的で、迫力はじゅうぶんだ。