最終戦、ブラジルGPを待たずしてチャンピオンシップ争いから脱落してしまったフェラーリのフェリペ・マッサ。タイトルへの望みをつなぐチームメイト、キミ・ライコネンのサポート役に回る可能性が高いマッサだが、母国でのグランプリとあって勝つことだけを念頭にインテルラゴスに挑むと語る。
「インテルラゴスでは常に勝利を目指す。もちろんキミにはまだ厳しいながらチャンスが残っている。でも僕個人のターゲットは優勝。ただしドライバーズタイトル獲得のためにチームに貢献できることがあれば、もちろん協力するつもりだ。でもそれが主なアプローチではない」
「まずはこれまで同様に勝利を目指してレースに臨むよ。もし奇跡が起きてマクラーレンの2台ともがリタイアしたら、僕とキミが1、2位を飾り、フェラーリにタイトルをもたらすことができる。いろんな可能性があるが、いちいちそれを考えても仕方ないよ。もちろん、チームはあらゆるシチュエーションに備え、計算しているだろうけどね」と、マッサは語っている。