【東京モーターショー07】スズキ X-HEAD、本当にやる気では…!?

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世界中を見回しても、ありそうでないのがコンパクトトラック。スズキが東京モーターショー2007に参考出品する『X-HEAD』(エックスヘッド)は、世界でもライバルのいない、オンリーワンのトラックなのである。

日本には「軽トラ」という極めてドメスティックなジャンルがあるけれど、世界を見回すとトヨタ『ハイラックス』(日本では売ってないが世界に目を向けるとガンガン活躍中)クラスがトラックでは最小のサイズとなる。

そう考えてみると、X-HEADは興味深い。なぜなら、ボディは全長3750mm×全幅1695mmと、軽トラを除けばトラックとしては世界最小クラス。エンジンも1372cc(妙にリアリティのある数字!)と控えめだ。世界中を見回してもライバルはいない。

メカニズムは、「荷台を架装してキャンパーやレスキュー仕様に展開しやすいフレームボディ」に前後とも3リンクリジットのサスペンション、そしてLSD付センターデフのフルタイム4WDを組み合わせている。エンジンはミッドシップにレイアウトと発表されているが、言葉の響きだけを聞くと無謀そうな“ミッドシップレイアウト”も軽トラックの発展型と考えれば単純な空絵事とは思えないリアリティだ。

もちろん、エクステリアやインテリアの作りは単なるコンセプトモデルの域だろう。しかし、パッケージングやメカニズムからは、かなり本気の匂いがするのは気のせいだろうか?
スズキによると「『ジムニー』や『エスクード』の高い走破性と、高い積載性を持つ『キャリィ』のDNAを受け継ぎ…」とのことだが、アジア地域やスズキが得意とする発展途上国に投入するにはピッタリのモデルだと思えるのだが……。

《工藤貴宏》

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