日産自動車は、小型トラック『アトラスH43』に、「ディーゼルハイブリッド車」と「CNG車」(圧縮天然ガス自動車)を追加し、28日から発売した。
今回追加するディーゼルハイブリッド車は、重量車モード燃費がクラストップレベルの11km/リットルを実現、2015年度重量車燃費基準を達成した。また、国土交通省の低排出ガス認定で、2005年基準NOx・PM10%低減レベルと八都県市低公害車指定制度「2005年基準良低公害車」に適合した。
PTO型パラレル駆動方式の採用により、エンジンとモーターが別軸に配置され、万一ハイブリッドシステムに異常が発生した場合でも、ディーゼルエンジンのみで走行が可能。
一方、CNG車は、国土交通省の低排出ガス認定 2005年基準NOx10%低減レベルと八都県市低公害車指定制度2005年基準超低公害車に適合、クリーンな排出ガス性能を実現しながら、クラストップレベルの動力性能を確保した。アイドリングストップ&スタートシステムを標準装備し、実用燃費の向上を図った。
今回販売する『アトラスH43』のハイブリッド車とCNG車は、いすゞ自動車からのOEM(相手先ブランドによる生産)供給車。