フランクフルトモーターショーのジャガーブース、コンセプトモデル『C-XF』の市販版である『XF』のデザインの見どころはCピラーの流麗なライン。
C-XFのフロントの造形やテール周りのレンズ処理は、どことなくかつてのグループ企業だったアストンマーティンの『ヴァンキッシュ』を思わせたが、市販版であるXFではそのようなアストン臭(?)も消えた。
XFのインテリアは、木目の質感が今ひとつだったり、Jゲートがなくなったりとジャガーらしさは若干後退した感があるが、後席の狭さだけはしっかりと受け継がれている。運転席に座ればリアウインドウの天地が非常に狭く、背後に迫る覆面パトカーを見分けるのには苦労しそうだ。