「ジャガー・アート・アワード」候補作品を発表…次世代コンセプト『Type 00』に着想の作品も

「ジャガー・アート・アワード」の候補作品
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ジャガーは、英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)とのパートナーシップにより創設された「ジャガー・アート・アワード」の候補作品を発表。ジャガーの次世代コンセプトカー『Type 00』に着想を得た作品も選出された。

同社は20名の多様なアーティストが手がけたジャガーの新しいクリエイティブ哲学を体現する作品を選出した。参加アーティストには、ガラス工芸のエマ・ゴーリング、彫刻家のジョーブ・バーンズ、画家のアリ・バートレットらが名を連ねる。

各作品は、ジャガーの象徴的な「ストライクスルー」と「色彩理論」をテーマに制作された。エマ・ゴーリングは伝統的なベネチアンケーン技法を再解釈し、サンゴ礁の減少に光を当てる色鮮やかなガラス作品を制作。ジョーブ・バーンズは自動車塗料の質感を視覚言語として活用し、鋼とアルミニウムに発光性の塗料を重ねた彫刻を発表した。

イヴァン・ザウイは「オートポートレート」シリーズで、車を物理的な機械ではなく自己の比喩的延長として再構築。アフロフューチャリズムとシュルレアリスムを融合させ、大胆さと感情を表現した。


《森脇稔》

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