ダイハツ工業は、小型乗用車『シリオン』(日本名『ブーン』)をマイナーチェンジし、11日から始まった「2007年フランクフルトモーターショー」で発表した。
今回のマイナーチェンジでは、進化の早い市場ニーズを先取りし、基本性能を向上、内外装のリフレッシュや装備の充実により質感の向上も図った。さらに1.5リットルエンジンを搭載したスポーツモデルを新設定し、走りを重視する若年層ユーザーへの拡販も狙う。
マイナーチェンジしたシリオンは、2007年秋から順次、欧州を中心に販売を開始する。日本を除く世界での月間販売目標台数は3000台。同時に富士重工業にOEM(相手先ブランドによる生産)供給する。
今回のモーターショーでは、オープンスポーツカーの将来像を形にした『OFC-1』と、地球と人に優しい次世代スモールカー『HSC』を世界初公開した。