インターフェースの改良に終わりなし
----:筐体のデザイン、パネルデザインは一新されましたね。ツートーンのボディはスタイリッシュです。この企画にあわせて実施しているカーナビアンケートでも、クラリオンのナビはデザイン面で特に評価が高いのです。
清水:今回は、QVGAについて明るく親しみやすさを狙って、シルバーを配した筐体を採用しました。QVGAとVGAのボーダーは20万円といったところでしょうか。また、中の絵づくりも、親しみやすさや分かりやすさを重視しています。
----:Bluetoothのハンズフリーユニットは全ての機種で対応しました。
清水:新発売される携帯端末がBluetooth対応になりつつあるので、ようやくBluetoothも普及フェイズに入ったかな、という印象ですね。
----:Bluetoothオーディオへの対応はどのようにお考えですか。
清水:現状はハンズフリーのみの対応となっています。Bluetoothオーディオについては、正直申し上げて、まだ様子見的なところはありますね。ソフトバンク端末の多くはBluetoothを搭載していますが、オーディオプロファイルに対応している機種は意外と少ないのです。
----:地図表示やナビの設定をワンタッチで変更できるパーソナライズ機能も、クラリオンのナビの特徴ですね。
清水:家族でクルマを共有している世帯は特に都心部で多いですからね。シートやミラーなどにメモリー機能がついていますから、それと同様の機能をナビでもできるようにしています。最大4人までの登録が可能です。
----:「探す」から入るインターフェースは相変わらず使いやすいですね。先のパーソナライズといい、検索機能のブラッシュアップといい、モデルチェンジごとに使いやすさ増していく印象です。
清水:ナビの扱い方に慣れた人だけではなく、エントリーユーザーでも迷いなく操作できるようなインタフェースを目指しています。「マイリスト」「よく行く登録地」「最近聴いた音楽アルバム」の計3ジャンルのメニューがリング状に構成される「FUN RING(ファンリング)」で感覚的に操作できるような工夫も盛り込んでいます。多機能化する一方のナビに対して、機能性と操作性をいかに両立させるか、というインターフェースの改良に終わりはありません。
----:本日はありがとうございました。
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