【トヨタ ヴァンガード 発表】パッケージングも魅力

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トヨタ『ヴァンガード』のボディは北米仕様の『RAV4』をベースとしている。これは日本仕様のRAV4に比べてホイールベースが100mm、全長が235mmも長いロングボディだ。ヴァンガードは、この長さを利用して3列シートの7人乗りを実現させている。

さらに、広大なラゲッジスペースを持つ2列シート仕様の5人乗りも用意されている。5人乗りはサードシートがないぶん、床下に小物を入れることができるようになり、2列目シートをたたむときもラゲッジサイドのレバーを引くだけで簡単に行なえるようになっている。

商品企画本部 石坂宗徳さんは「ヴァンガードの魅力はこのサイズで7人乗りのパッケージを実現しているところにあると思います。そのため主力は7人乗りになると思いますが、ラゲッジスペースを重視されるお客様に向けて5人乗りも設定しています」という。

確かにヴァンガードの全長は4570mmしかなく、7人乗りを設定するSUVとしては比較的コンパクトだ。その証拠にライバルの三菱『アウトランダー』よりも、全長は70mmも短い値となっている。最小回転半径も2.4リットルなら5.3mと、優れた取りまわし性能を実現している。

ポイントとなるサードシートの居住性は、やはり子供用と考えるか、大人が座るなら短時間の緊急用と考えたほうがいい。2列目を一番前に出さないとレッグスペースはほとんどなく、座面のクッション部分も薄い。

ただし、シートの格納性については優秀だ。『アイシス』と同じように座面ごと床下に収納することができるので、格納時は低い位置でフラットなラゲッジを作ることができるのだ。よって、7人乗りでもラゲッジスペースが大きく犠牲になることはない。

ヴァンガードはミニバンを経験したユーザーにも高い訴求力があるパッケージングだ。

《岡島裕二》

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