【新聞ウォッチ】いすゞ−日野、経営統合も視野に協業拡大へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年8月24日付

●円安一時117円台ロンドン(読売・2面)

●環境型ディーゼル正式合意、トヨタ・いすゞ、合弁生産方式が有力(読売・8面)

●三菱自 7年ぶり新型セダン(読売・8面)

●利上げ見送り 日銀、市場動向見極め(朝日・13面)

●きょうの都市対抗野球、ホンダ(狭山市)−三菱重工長崎(長崎市)東京ドームで今夕開幕(毎日・1面)

●運転手にもクールビズを 猛暑の中、着帽、ネクタイ「事故を誘発」京王バスが国交省などへ要請(毎日・30面)

●いすゞ・日野、エンジン開発で提携、トラック向け環境規制に対応、経営統合も視野(日経・1面)

●トヨタが小型車、インドで発売へ、張会長「2年以内に」(日経・11面)

●ロシア工場進出「数ヶ月で決定」三菱自動車社長(日経・11面)

ひとくちコメント

いすゞ自動車と日野自動車が将来の統合を視野に協業関係を拡大するという。きょうの日経が1面トップで、「商用車用エンジンの開発・生産で提携する方針を固めた」と報じている。

2009年度に国内で導入される次期排ガス規制に対応した小型・大型エンジンを共同開発し、生産を分担して相互供給する方向で検討を開始、排ガス処理技術での協力にも合意したという。

きのうはトヨタ自動車といすゞが環境型の小型ディーゼルエンジンの共同開発・生産で正式合意したと発表したが、きょうの日経の記事はトヨタとしても将来のグループ統合を視野に入れた一歩先を行く話。いすゞと日野の株価の動きをみても、7月以降両社がそろって高値を更新する場面もみられるなど、水面下での提携交渉が活発に行われていたようだ。

《福田俊之》

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