【新聞ウォッチ】円相場が急反発---NY株下落、東証も400円台の大幅安

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年7月27日付 

●NY株一時240ドル安、ドル売り、円は118円台(読売・2面)

●トヨタ5年ぶり国内販売減 上半期世界生産は過去最高(読売・8面)

●ガソリン卸値、格差 「元売り、直系GS優遇」中小訴え、エネ庁が監視強化(読売・9面)

●民主、勢いを維持、自民40議席割れも、参院選終盤、本社情勢調査(朝日・1面)

●米フォード黒字、4-6月期(毎日・10面)

●全原発に化学消防車 電力など11社 保安院へ改善計画(産経・1面)

●最高時速301キロ、アウディ「R8」(産経・8面)

●トレンド:「ヤマハ発がサプリ進出」CO2削減研究を応用(東京・8面)

●米フォード、ボルボ売却検討(東京・9面)

●エンジン部品、リケン、分散生産 内外拠点で災害リスク低減(日経・1面)

●研究開発投資6.3%増、自動車,総額3兆円 今年度本社調査(日経・3面)

●トヨタグループ9社の経常益 6社が2ケタ増に 販売拡大、円安も寄与(日経・17面)

●日野自動車、経常益77%増、4-6月期、海外トラック好調(日経・17面)

●ベンツやジープ リコール届け出(日経・38面)

ひとくちコメント

26日のニューヨーク外国為替市場で円相場が急反発した。前日比1円80銭円高・ドル安の1ドル118円65銭前後で推移。ニューヨーク株式市場もダウ平均は一時、450ドル近く下落。終値は前日比311.50ドル安の1万3473.57ドルで取引を終えている。

きょうの日経は「NY株、不安定さ増す」として、「米国内で急増している住宅ローンの焦げ付きをきっかけに、投資リスクを嫌って株式市場から急速に引き上げかねないとの懸念が高まっているため」と分析。

また、「原油相場が約11か月ぶりに1バレル=77ドル台まで上昇したことも売りの材料となっている」(読売)。国内に目を向けるとガソリンの大手の元売り各社が8月出荷分から卸値を3−5円引き上げると発表、「夏のレジャーシーズンにガソリン代が家計を直撃する」(産経)のは避けられない。

きょうの東京市場も寄り付きは日経平均が420円台の大幅安で始まった。参院選では「経済成長を止めない」というのが自民党のキャッチフレーズだが、改革の実行力を問われる。

《福田俊之》

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