新潟県中越沖地震 リケン、ほぼ通常通りの操業へ

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新潟県中越沖地震で、生産ラインを停止していた部品メーカーのリケンは、23日から操業を再開し、ピストンリング、シールリング、カムシャフトはほぼ通常通りの稼動になったと発表した。

リケンは地震による被災で、柏崎事業所の全生産ラインを停止、これに伴って自動車メーカーも部品の調達が困難となり、国内にある自動車メーカーのほぼ全工場が生産停止に追い込まれていた。

このため、自動車メーカーや建機メーカーは、要員をリケンに派遣し、生産再開を支援してきた。リケンでは、一部生産に遅れはあるものの、23日から操業再開にこぎつけた。

今後、生産体制、製品品質を確認し、完全復旧を図っていく方針だ。また、リケンは17〜20日までの生産停止で約4日間分の生産遅れとなったが、今後勤務シフトの見直し、残業、休日出勤で稼働時間を拡大し、早期に生産遅れの解消を目指すと、している。

《レスポンス編集部》

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