フォルクスワーゲン『ゴルフヴァリアント』は、リアにデザインの見所が凝縮されている。今までのフォルクスワーゲンにはみられないようなデザイン性を表現する役者が随所にみられる。
まずゴルフヴァリアントのリアウィンドーの傾斜は『パサートワゴン』を凌ぐものになっている。さらにクロームのワッペングリルやサイドウィンドーを縁取るモールを新設し、3世代目の車としてスタイリッシュさを選択したことがわかりやすく表現された形になっている。『ゴルフ』には存在していたサイドのドアプロテクトモール取り払われ、立体が強調されている。
ゴルフ同様に「く」の字を描くDピラーは、サイドクォーターウィンドー、リアウィンドーにラインが融和しており、歴代ゴルフのなかで最もエレガントでスタイリッシュ。リアコンビランプはテールゲートに食い込んでおり、オープニングラインはやや複雑なラインを描いている。コンビランプの反対側輪郭はリアフェンダーに大きく回りこんでいて、ラインも伸びやか。くりぬいたようなライセンスプレートスペースも、垂直・水平基調の多かった今までのフォルクスワーゲンにはみられないようなデザインになっている。
「新デザインコンセプト導入し、オリジナリティを強くアピールするエクステリアデザイン」と、フォルクスワーゲングループジャパンもアナウンス。