新キャタピラー三菱は、環境リサイクル機械『SOCIO(ソシオ)』シリーズの自走式木質系破砕機をモデルチェンジし、20日から発売すると発表した。
新たにラインナップするのはタブグラインダー「TG440TX」(運転質量23.6トン)と、「TG540TX」(運転質量23.9トン)。2003年7月に発売した「TG400ATX」(運転質量23.5トン)、「TG525TX」(運転質量23.8トン)の後継機となる。
今回のモデルチェンジでは、現場内の移動が容易で不整地走破性に優れた強力なクローラ式下部走行体や高い破砕性能を発揮するデュプレックスドラム、クラストップの処理能力を誇る破砕装置など、従来機の優れた特長を承継した。加えて、エンジン出力をアップし、安定した粒度で品質の高い木質チップをさらに効率よく生産することが可能となったとしている。
価格はTG440TXが7800万円、TG540TXが8400万円。