5日、国内発表された新型『デミオ』の国内販売計画は、モデルサイクルを通じて月間5000台。2002年に発売した2代目のモデルが6000台強の実績だったことからも、控えめな数字だ。
国内営業担当の若山正純常務執行役員は、「日本市場は低迷しており、むやみに台数を追うだけのビジネスでなく、きっちりブランドをつくっていくことが重要」と、5000台の背景を説明した。
主な顧客ターゲットについて若山常務は「20代から30代前半の女性」としているものの、「シニア層など幅広い層にもアピールしたい」と述べた。
また、登録車のコンパクト市場と競合している軽自動車についても「ターゲットにしている」とし、軽ユーザーからの代替や、軽を検討する顧客の誘引活動も強化する方針を示した。