高音質・高品位のサウンドプロセッサLSIを開発 ローム

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ロームは、カーオーディオ機器向けに高音質とボリュームやトーンの切り替え時に発生するショック音を大幅に低減した業界最高レベルの高音質・高品位なサウンドプロセッサLSIを開発したと発表した。

ラウドネス機能内蔵タイプの『BD3484FS』と、DSPと接続可能な6ch外部入出力端子付タイプ『BD3489FS』の2機種をラインアップした。この新製品は、今年4月からサンプル出荷を開始しており、8月から当面月産50万個の規模で量産を予定している。前工程をローム浜松、後工程をROHM INTEGRATED SYSTEMS(タイ)で行う。

今回開発した新製品は、ショック音低減に独自の新開発ショック音防止技術「アドバンスト・スイッチング」回路を開発し、大幅なショック音低減を実現した。このアドバンスト・スイッチング回路は入力信号レベル、ゲイン変更値から最適なゲイン切り替えステップ数を自動で算出し、より滑らかなエンベロープ波形を実現する。

このため、無音時はもとより20Hzの重低音信号入力時、2Vrmsの大信号入力時にも切り替えショック音はほとんど発生しなくなったとしている。

また、アドバンスト・スイッチング回路のもう1つの特長が、多機能化がすすみ年々CPUの負担が大きくなることに対してCPUの負担増なしにシステムの実現が可能な点だ。

従来のソフト切り替え方式では、ゲインの変更が完了するまでCPUから随時、ゲイン設定値をタイミングよくサウンドプロセッサLSIへ送信する必要があった。

このため開発時のソフトウェア開発も大きな負荷となっていたが、アドバンスト・スイッチング回路では、レジスタ回路を内蔵しているためゲイン変更値を1度送信するだけで最適なゲイン変更処理を全て自動で行うことができ、CPUへの負荷増大もなく、またソフトウェアの開発も容易に完了するとしている。
《レスポンス編集部》

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