【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】ラインナップ内の差異化を図る

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【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】ラインナップ内の差異化を図る
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メルセデスベンツ『Cクラス』新型の発表会が22日、東京の代々木公園特設会場で開催された。新型では、従来からある「アバンギャルド」と「エレガンス」2つの個性をより際立たせ、それぞれ独自のデザインテイストを与えた。

「アバンギャルド」は若々しく先進的なイメージ。中央に大きなスリーポインテッド・スターを配したグリルは、50年以上の伝統を誇るデザイン。それはレーシングカーから採用されたものであり、1954年発売のメルセデス『300SL』ガルウィングにも取り入れられていたものだ。以降メルセデスベンツのスポーティなラインアップに使われるこのグリルが、今回初めてCクラスにも採用され、イメージを明確にした。

「アバンギャルド」では、ロアーエアインテークも、ブラックのパーフォレーションを施したメッシュ。フロントバンパーやサイドスカートにも独自の個性を出す。

一方の「エレガンス」では、従来のセダン系メルセデスベンツグリルと、ボンネット上のスリーポインテッド・スターの立ったオーナメントのフロントグリル。伝統のデザインで、安心感を与える。

新型Cクラスは、「アバンギャルド」と「エレガンス」2つの個性をエクステリアでも明確にし、より幅広い層に訴求するデザインになったと言える。

《松本明彦》

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