富士重工業は、23日から横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2007」に、水平対向ターボディーゼルエンジンを日本初公開すると発表した。
出展する世界初の乗用車水平対向ディーゼルエンジンは、水平対向の本来のメリットである高剛性、低振動特性を生かして力強い低中速トルクを持ちながら、バランサーシャフトを必要とせず、かつ同排気量のスバル水平対向ガソリンエンジン並みのコンパクトな設計となっている。
展示では、カットモデルのほか、映像でもその特長を紹介する。このエンジンの搭載車は2008年初めに欧州市場で発売する予定。
また、今夏北米で発売予定の新型『トライベッカ』に搭載する3.6リットル水平対向6気筒エンジンも日本で初公開するほか、次世代リチウムイオン電池や路面凍結情報による安全運転支援プロジェクトを紹介する。