【Fニッポン第3戦】決勝…PIAA NAKAJIMAの小暮が優勝

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フォーミュラ・ニッポンの2007年第3戦は、5月20日・21日に栃木県ツインリンクもてぎにて開催された。PIAA NAKAJIMAの小暮卓史(32号車)が優勝。

久しぶりのスペシャルステージ(1台ずつ出走する予選)が実施された土曜日の予選は、天候が激しく変化する難しいコンディション。それを制したのはmobilecast IMPULの2号車松田次生で、2戦連続のPP獲得となった。

決勝は前日とは打って変わって完全なドライコンディション。スタートしてホールショットを決めたのは松田だ。2番手以降もほぼグリッド順に続く。しかし、3番手からスタートした小暮は、2ピット作戦を採っており、燃料が軽く、オープニングラップから前車にアタックをしかける。1周目の90度コーナーで2番手のArabian Oasis TEAM IMPULの19号車本山哲をパッシング。さらに、2周目の90度コーナーで松田も抜いて1位に浮上した。

その後、小暮は28周でピットイン。一度は3位に落ちるが、2ピット作戦を採っており、2スティント目も軽い燃料。トップに立つのにそれほど時間はかからなかった。43周目には2位に50秒以上の差をつけて2回目のピットイン。トップのままコースへ復帰し、そのまま独走状態で今季初勝利、3年ぶりとなる通算2勝目を挙げた。

2位はDHG TOM'S RACINGの36号車アンドレ・ロッテラー、3位は松田。総合ポイントでは、3戦連続表彰台の松田が22ポイントで1位をキープしている。

《デイビー日高》

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