スズキの世界戦略車、スプラッシュ…写真発表

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スズキは、9月に開催されるフランクフルトモーターショーにおいて、コンパクトカー『スプラッシュ』のワールドデビューを飾る。スプラッシュ、2006年のパリモーターショーでコンセプトカーとして先行展示されたもので、スズキの世界戦略車として位置づけられている。

スプラッシュは、「プロジェクト・スプラッシュ」によって新たに開発されたモデルであるが、『スイフト』のプラットフォームを採用している。スイフトのスポーティさと、スズキの持つ小型車の技術・ノウハウが盛り込まれたクルマだ。

サイズは車高1.6×全長3.7×車幅1.7(m)。エンジンは、ガソリンが、1.0リットル3気筒12バルブ(最高出力65hp)と、1.2リットル4気筒16バルブ(最高出力86hp)の2タイプで、いずれもスズキが新開発した。ディーゼルは、GMのライセンスを得てスズキが生産しているもので、1.3リットル・コモンレール式16バルブ(最高出力75hp)。この3つのエンジンのCO2排出量は、5速MT車では、120−140g/kmの範囲に収まっている。

スプラッシュの開発はスズキ本体が行ったが、生産はハンガリーのマジャール・スズキ・コーポレーションが担当する。発売は2008年春を予定しており、年産6万台を目標としている。

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