気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2007年4月23日付
●参院補選 与党1勝1敗 沖縄島尻氏初当選、福島は民主 増子氏(読売・1面)
●モーターショーの海賊版? 上海で開幕へ、名前、アドレスそっくり(読売・7面)
●決算発表292社集中、5月15日 東証の迅速開示要請で(読売・7面)
●日系自動車各社中国で攻勢、ホンダ、販売店4割増、トヨタ、年末500店体制(日経・11面)
ひとくちコメント
統一地方選後半戦と参院補選の開票状況を速報するため、きょうの日経を除く各紙は特別態勢で通常の約半分の20ページ。紙面も選挙絡みの記事以外はほとんど見当たらない。そんな中で、読売が経済面で「2007年3月期本決算発表の最大のピークは5月15日」と報じている。
東京証券取引所のまとめによると、集計対象1820社の16.0%に当たる292社の決算発表がこの日に集中し、「決算期末後45日以内の情報開示を促した東証の呼びかけを、多くの企業が守ろうとしたため」(読売)と見られる。
もっとも、自動車メーカーはトヨタ自動車(5月9日)を除くと大型連休前の今週がピークだ。25日のホンダ、ダイハツ工業を皮切りに、26日には日産自動車、三菱自動車、ヤマハ発動機(1−3月四半期)、27日のスズキと続く。興味深いのはコミットメントを延期する予定の日産のカルロス・ゴーン社長の発言である。