朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。
2007年4月19日付
●日産が次世代ディーゼル車2010年に北米発売、新排ガス規制対応、中型セダン「マキシマ」(読売・8面)
●ガソリン130円台 2週連続上昇(読売・9面)
●自動車各社競う「広−い空間」「幅広コンパクト」強化(産経・9面)
●カーナビに観光情報 日産、千葉2市で導入(産経・9面)
●日興TOB成立強まる、期限まで1週間 法人株主、応募の動き、海外ファンドはけん制(東京・9面)
●デンソー、北海道に新工場、千歳の用地取得、人材確保へ進出(日経・13面)
●ホンダ、福井社長に聞く、「軽」でも利益出る体質に(日経・13面)
●北米8番目の工場起工式、トヨタ(日経・13面)
●ホンダ、中国合弁販売今年6割増、10万台以上見込む(日経・13面)
●スズキ38万台リコール(日経・38面)
ひとくちコメント
レギュラーガソリンの全国平均店頭価格が2週連続で上昇し、130円台を突破したという。
石油情報センターが発表した石油製品市況の週間動向調査結果をきょうの各紙が報じている。
それによると、16日現在のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は前週に比べ1リットル当たり60銭高の130円30銭と、2週連続の値上がり。130円台は2月5日以来、約2カ月半ぶりという。原油価格が、1バレル当たりで60ドル台半ばまで上昇、「石油元売り各社による石油製品の卸価格引き上げが反映された」のが理由。
さらに、石油連盟の渡文明会長は「(新日本石油の場合)5月の石油製品のコストは、4月時点から5円ほどコストアップする見込み」と述べ,ゴールデンウイークの需要期を控えガソリン価格の値上がりは避けられない模様だ。