スバルはニューヨークモーターショーで北米生産のSUV『トライベッカ』の2008年モデルを発表した。新型はエクステリアとエンジンを中心に大幅の変更を受け、ネーミングは従来の「B9トライベッカ」から「トライベッカ」となった。
従来の3.0リットル水平対向6気筒エンジンは、外形寸法そのままにボア・ストロークアップ。排気量は3.6リットルへ拡大した。
商品企画本部の大和正明プロダクト・ゼネラル・マネージャーは「他のSUVの多くが3.5リットルなのに対し、従来の3.0リットルでは非力ということで、6気筒でやれるところまでやったのが今回の3.6リットルエンジンです。中低速域のトルクをアップしました」と、説明する。
「組み合わせた“第二世代”のATは、従来と同じ5速ですが、サプライヤーをデンソー製に変更しています。レスポンスが良くなり運動性能がアップしています。排気量は大きくなりましたが、エンジンとトランスミッションの重量は4kg軽くなっています」
「リアサスペンションのブッシュをソフトにチューニングし、ハンドリングを阻害することなく乗り心地を向上したことにもご注目下さい」