日産自動車の06年度の軽の販売比率が19.4%となり2割近くに達した。日産の軽は、三菱やスズキからのOEM(相手先ブランドによる生産)供給によるもの。
軽の販売増は、自社の業績には直接的に結びつかないだけに、軽販売比率がどこまで高まるのか注視される。
日産の06年度の登録車販売は前年度にくらべ17%減の59万6173台、軽は同16.4%増の14万3810台だった。合計では73万9983台となり、軽の販売比率が19.4%となった。
前年度の販売は総合計が84万1823台。このうち軽は12万3543台で全体の14.6%だった。1年間で軽の販売比率が4.8ポイントも上昇したことになる。3月も軽の比率は21.8%と、2割を超えている。

 
    
 
          
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